蛍池は、通勤や通学に便利な立地であることから、暮らしやすい街として注目されています。
一方、宝塚駅も宝塚歌劇団発祥の地であることから、そこで暮らすことに憧れを抱いている人も多いでしょう。
ふたつのエリアには、交通アクセスの利便性に、どのような違いがあるのでしょうか。
そこで、通っている路線や主要駅へのアクセスを比較しながら、それぞれの特徴を解説したいと思います。
蛍池と宝塚の比較①:通っている路線
蛍池駅には、阪急電鉄と大阪モノレールの2路線が通っています。
阪急電鉄宝塚本線は、神戸本線や京都本線にも乗り換え可能な、阪急電鉄の主要路線のひとつです。
そして大阪モノレール本線は、大阪空港駅と門真市駅を結ぶ路線です。
いっぽう、宝塚駅に通っているのが、阪急電鉄とJR西日本の2路線。
阪急電鉄は、阪急宝塚線と阪急今津線が、当駅から枝分かれするように走っています。
阪急宝塚線の沿線は、住宅地が広がっていることから、近隣に住んでいる人たちの通勤・通学の手段として浸透しています。
それに対して阪急今津線は、歌劇団の大劇場に向かう「花のみち」を見渡せるなど、ほかと比較すると行楽地の雰囲気があることが特徴です
宝塚駅は、兵庫県の尼崎駅と京都府の福知山駅を結ぶ、JR西日本の福知山線の途中駅でもあります。
大阪と日本海側を結ぶルートであることから、平日は通勤・通学、休日は観光旅行者で込み合うことが特徴的です。
蛍池と宝塚の比較②:主要駅へのアクセス
大阪の主要ターミナルである大阪梅田へのアクセスを比較すると、蛍池駅のほうが良好です。
宝塚駅から阪急電鉄を使って大阪梅田に行くと約30分かかりますが、その途中に蛍池駅があるため、所要時間は半分になります。
主要な通勤先でもある京都駅や神戸駅へのアクセスは、宝塚駅のほうが比較的よいでしょう。
JR西日本を使って尼崎駅を経由すれば、基本的には乗り換えなしで京都駅や神戸駅に行けます。
観光や出張で使うことが多い大阪空港へのアクセスは、ほかのエリアと比較すると、蛍池が圧倒的に便利です。
なぜなら、蛍池駅から大阪空港駅はわずかひと駅で、約3分の乗車時間で到着できるからです。
スーツケースが多少重くなってしまっても、ひと駅なので宅急便を使わない・荷物で大変な思いをしないでも帰れることがうれしいポイントです。
休日の観光で、電車を乗り継いで山陰エリアに行く場合は、JR西日本福知山線が走っている宝塚駅のほうがいいでしょう。
福知山駅を経由すれば日本海側に出られることから、家族みんなでビーチに遊びに行くことも可能です。
まとめ
ふたつのエリアを比較すると、どちらも交通アクセスの利便性は高いのですが、通っている路線が異なるため、主要駅へのアクセスに若干の違いがあります。
通勤や通学など、どの方面に行くことが多いのかを考え、家族にとって利便性が高いほうの駅を選ぶことをおすすめします。